2014年07月28日

節約術

ブログのプロフィール欄に「趣味:節約」と書いているにもかかわらず、一度も節約の話を書いたことがないので、今回は節約について書く。

「塵も積もれば山となる」は正しいが、同じ2%の節約でも100円が98円になるのと100万円が98万円になるのとでは節約できる絶対額がまるで違うから、大きな出費をいかに安く抑えるかが重要だと思う。

「節約術」「money saving tip」などで検索すると
とか
とかいろいろ出てくる。前者は「トイレのタンクに水を入れたペットボトルを沈めておいて、1回に流れる量を減らす」のように超細かい(が面白い)技が紹介されている反面、家・車・保険・投資などの大きな買い物のコツには弱そうだ。一方、後者のサイトはやや精神論が多い気がする。そこで、私が実践している節約術をいくつか紹介しよう(買い物の大小はバラバラだが)。

  1. できるだけ外食しない。職場には弁当を持っていく。出先でどうしても外食する必要があるときは、事前に食べログやYelpで安くて美味しい店を調べておく。なさそうなときは、マクドナルドに行くが、バリューセットではなくチーズバーガーなどの100円メニューを2-3個注文する。(ちなみに家族4人でマックに行くときは、セットを一つ頼んでポテト・ドリンクは全員でシェアし、他は100円メニューで済ます。これで4人で1000円以内。)
  2. 外でスターバックスなどのコーヒーは飲まない。家でコーヒーを飲んでから出かけるか、持っていく。なければ水を飲む。外食するときはもちろん無料の水かお茶。
  3. 酒は自宅か招待された時にしか飲まない。気に入ったワインが分かったらまとめ買いする。(サンディエゴの近所のスーパーだと、6本買うと3割引きになったりする。)パーティーに呼ばれたら、安くて美味しいワインをまとめ買いしたものから1本持っていく。
  4. 家計簿をつける。家計簿で支出の多い項目をチェックし、反省する。
  5. 支払いは全てクレジットカード。カードはもちろん比較サイトなどを使ってポイント還元率の高いものを数枚選ぶ。残高は毎月全額一括返済。「クレジットカードは使うな」と巷でよく見たりするが、それは自己管理できない人の話。しっかり家計簿をつけていれば、現金だろうがクレジットカードだろうがいくら使ったかがはっきり分かるので、だったらポイントがついて支払いを遅らせられる分、クレジットカードが有利であることは明らか。
  6. 飲み会にはできるだけ行かないようにするが、行くときは可能であれば幹事になり、自分のカードで払って参加者からは現金でもらう。(かなりせこいが、学生の頃やっていた。最近はそもそも飲み会がない。)
  7. 車はできれば持たない。コネティカットでは2台持っていたが、サンディエゴに引っ越すときに1台手放し、自転車通勤に切り替えた。体重が減り、筋肉が増え、健康によいし維持費がまるで違う。車は製造後2年ぐらいの大衆車を買う。(我が家はホンダインサイト。)
  8. 銀行はネットバンクにする。店舗の維持コストが低い分、金利が高く、振込手数料が安く、セブン-イレブンのATMで24時間手数料無料で入出金できる。
  9. 生命保険は定期にして、比較サイトで一括見積りする。我が家では(共働きのため)長らく生命保険には入っていなかったが、自宅購入を気にローン残高と同額だけ入った。)当然だが、こどもがいなければ生命保険は不要。
  10. 日本では民間医療保険はまったく不要。日本の医療費は安いし、手術などでかさんだりしても高額療養費制度を利用すればかなり戻ってくる。民間医療保険のウリの現金給付は、入院後3ヶ月までなので、そもそもそれぐらいの貯金ははじめからすべき。
  11. ギャンブル(宝くじとか期待値がマイナスのもの)はしない。宝くじは「貧乏人に課せられた税金」と言われることがある。宝くじの購入者が一般に低所得者層なのは、非分割財の存在で説明できる。つまり、貧乏人は金がないので車や家具などの耐久消費財が買えないのだが(車0.5台とかは意味をなさない)、宝くじに当たれば買えるからだ。しかしもう少し考えれば、当たる確率は低いけれども大金を得たいなら、株価指数のコール・オプションを買うほうがよっぽど有利だ(期待値はプラスだし、証券口座はだれでも開設できる)。
  12. 株はパッシブ運用(インデックス投資)のみ。信託報酬の安いETF(インデックスファンドのみ)を買う。買ったらお金が必要になるまでは絶対売らない。
以下はアメリカでしか使えない節約術。
  1. 不要になったものはCraigslistなどで売る。売れない時はGoodwillに寄付して税控除を受ける。
  2. ビン・缶などは1本5セントでボトルリターンができるので、散歩に出るときは袋を持って行って、ビン・缶を拾って帰る。街がきれいになり、小遣いにもなり、一石二鳥。コネティカット時代は(学生であったこともあり)よくやっていたが、サンディエゴに来てからはそもそも街がきれいでゴミが落ちていないのでやめてしまった。が、家で消費するビール瓶などはすべてとっておき、数ヶ月に1回ボトルリターンに行く。裏ワザだが、ホームパーティーの片付けではビン・缶担当に名乗り上げ、空き瓶を持って帰る(学生時代のクリスマスパーティーで実行!)。
  3. 401k, 403b, 457b, Roth IRAなど、確定拠出年金は限界まで投資。
  4. 車を使わない期間はRelayRidesで貸す。家を使わない期間はAirbnbで貸す。(Airbnbはおそらく日本でも使える。)
posted by Alexis at 20:46 | 節約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

節約術:追加

書き忘れた節約術をいくつか。
  1. 電話はSkypeやGoogle Talkを利用。
  2. パソコンを買うときは、余計なソフト(特にMicrosoft Office)が入っていない安いもの(HPとかDellとか)を選ぶ。ちょっとした文書はGoogle Document, 表計算はGoogle Spreadsheetで十分。長い文書はLaTeX. その他やりたいことは大体なんでもフリーウェアで片付く。
  3. ホテルは素泊まりにする。温泉が目的なら、安宿に泊まった上で、目当ての温泉に日帰り入浴した方が安いこともある。ラブホテルに複数人で泊まる。日本の普通の宿は一人いくら(何故?)だが、ラブホは一部屋いくらなので。
  4. レンタカーは比較サイトで安いのを探す。免責には入らない。事故を起こしたら5-6万かかるかもしれないが、それぐらいの貯金は当然あるし、1日1000円の保険料は明らかに高すぎる。(50日に1回も事故をおこさないでしょ?)
  5. 自動車保険は免責金額を高めに設定しておく。
  6. テレビを持たない。これは個人的な意見だけれども、そもそも見る価値のある番組なんてあるの?情報量・速さともネットが上だし、娯楽としてもYoutubeなどでいくらでも好みに合ったものが見つかる。テレビを持たないことで、日本ではNHKの受信料が節約できる。サンディエゴでは一応テレビを持っているのだが、配信サービスには加入しておらず、DVDやAmazon Instant Videoを大画面で見るのにのみ使っている。
  7. 日本アニメのDVDは、Amazonで韓国語版を買うと異常に安かったりする。こどものためにドラゴンボール全巻を数千円で買った。韓国語字幕を消せばよい。メニュー選択はハングルがわからなくてちょっと厄介だが。
posted by Alexis at 22:42 | 節約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月08日

レンタカーの免責補償

レンタカーを借りる際にいつも無駄だと思うのは1日1000円の免責補償料。これを支払うことで事故があった際、5万円の対人・対物免責額と(最大)5万円のノンオペレーションチャージがかからなくなるので、免責補償に加入することは言わば賞金10万円の宝くじを1000円で買うのと等価である。

リスク中立的な人にとっては、単純計算で事故の確率が1/100以下なら免責補償に加入しない方がよい。「平成26年中の交通事故の発生状況」データによると、2014年の交通事故発生件数は57万件で日本の人口は1億2688万人だから、人口一人あたりの年間事故発生確率は 0.00449. 1年は365日だから、人口一人あたり1日あたりの事故発生確率は 1-(1-0.0449)^(1/365) = 0.0000123. つまり10万人に1件ぐらいだ。実際には、国民全員が自動車を運転しているわけではないから運転手一人あたりの確率はもっと高いだろうけれども、どんなに大きく見積もっても事故確率は1日あたり1万分の1ぐらいだろう。以上の計算から、相当リスク忌避度が高くない限り免責補償は不必要だということがわかる。(実際私はいつも加入を断っている。)

さて、話はこれで終わりではなく、実はアメリカの多くのクレジットカードにはレンタカーの免責補償が自動的についている。勿論、適用されるためにはそのクレジットカードでレンタル料金を払う必要がある。今まで規約を熟読したことがなかったのだが、先日Dollar Rent A Carで車を借りた際に「免責補償に加入しないと貸せない」と言われて嫌な思いをしたので、規約を調べてみた。

VISAAmexも大差ないが、VISAは
  • 国内なら15日以内、海外なら31日以内のレンタル期間に適用
  • イスラエル、ジャマイカ、アイルランド、北アイルランドは適用外
  • 事故後の自動車の減価は適用外
Amexは
  • 国内・海外とも30日以内のレンタル期間に適用、ただし連続する45日に30日まで
  • オーストラリア、アイルランド、イスラエル、イタリア、ジャマイカ、ニュージーランドは適用外
  • 事故後の自動車の減価にも適用
という違いがある。日数制限の意味がわかりにくいが、VISAの場合、40日のレンタルを20日ずつに分けるのはOKだが、Amexは不可ということである。Amexが運転の荒っぽいイタリアを除外するのはともかく、オーストラリアとニュージーランドを除外する理由はよく分からない(左側通行だから?しかしイギリスと日本もそうだが)。どちらもイスラエルを除外しているのはテロが多いからだろう。

というわけで、今後はDollar Rent A Carでは借りないことにしよう。また、日本でレンタカーを借りる際もあえてアメリカのクレジットカードで支払おう。
posted by Alexis at 07:07 | 節約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする