2016年06月17日

メキシコ国境

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島国の日本に住んでいると国境を見ることがないので、以前から国境を越えることに憧れを抱いていた。ヨーロッパの国境はあってないようなものなので、看板の言語が変わったと認識するぐらいで面白くないが、大学生の頃訪れた南米では、コスタリカからパナマ、アルゼンチンからチリを徒歩で越えたことがある。しかしいずれの場合も川や山脈があるだけで、特に不思議な印象は受けなかった。

5, 6年前、観光でサンディエゴを訪れた際、徒歩でメキシコ側の街であるティファナに行ったことがある。鉄格子でできた回転ドアを通り、川にかかる長い歩道橋を渡るともうメキシコで、何の入国審査もなかったのに衝撃を受けた。しかしもっと衝撃だったのは、観光を終えて帰ろうとしたら何百メートルもメキシコ人が長蛇の列をなしてアメリカに入国しようとしていたことだった。

上の写真は、サンディエゴ郊外でアメリカ最南西端のメキシコ国境。見ての通り、トランプが大統領になる前から国境には壁(鉄柵)があり、沖の方まで続いている。柵の向こうは賑やかで、大人や子どもがビーチサッカーや海水浴などを楽しんでいる。手前側はティファナ川の河口周辺一帯が州立公園となっており、閑散としている。ところでティファナ川はメキシコに発し、海の目前でアメリカ側に入るのだが、メキシコ側で下水が垂れ流されているために汚染が激しく、ここのビーチでは海水浴は危険との看板があった。柵の向こうではみんな普通に泳いでいるのだが…
posted by Alexis at 05:52 | 小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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