2016年09月07日

ラム南蛮

私は大のラム(酒のrumではなく肉のlamb)好きで、北海道に住んでいた頃は、肉料理を作るときには専らラムを使っていた。マンションの近くの肉屋へ行けば、肉屋の店主は私を見るやいなやラム肉へ手を伸ばす次第であった。

そんな具合であったので、年末に年越し蕎麦を作ろうと思ってスーパーを物色していたら、「ツムラの生蕎麦」が一瞬「生ラム」に見えて気が狂ったかと思ったことさえある。

結局その年の年越し蕎麦は「ラム南蛮」を作った。鴨南蛮の鴨をラムに変えた、私の考案した料理である。味は、可もなく不可もなくといったところか。

他に今まで作ったことのあるラム料理は、ラムカレー、ラムシチュー、ラムの角煮(豚の角煮をラムにした)、ラムのスパゲッティボロネーゼ、ラムのラグー、ラムじゃが(肉じゃがをラムにした)、ラムの生姜焼き、ラムの筑前煮、ラムの麻婆豆腐、ラムコロッケ、ラムステーキ、ローストラムなど。ラムはやや臭みがあるので、臭みを打ち消すラムの角煮やラムの麻婆豆腐はかなりの成功を収めた。

これほど日本ではラム肉を欲していた私であるが、サンディエゴに住むようになり、ラム肉の入手が容易になった。もちろん近所のスーパーマーケットでも手軽に手に入るが、先日イスラム系のNorth Park Produceというスーパーマーケットに行ったところ、種類豊富なラム肉が陳列していた。ラムのひき肉やもも肉、肩肉、ラムチョップはもちろん、マトンや羊の頭まで売られていた(これはどう料理するのか?)。この店には一切牛肉が置いていなかった。

しかしながら簡単に手に入ると思うとなかなかラム肉を調理する機会が減ってしまうのは、人間の定めであろうか。
posted by Alexis at 15:21 | 小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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