2015年06月28日

海外から日本のKindle電子書籍を読む

電子書籍のよいところは、著作権の切れている作品はタダかタダ同然で読めることだ。

この度、海外から日本のAmazon Kindle電子書籍をダウンロードして読むことに成功したので、その方法を報告しよう。

まず、日本のAmazon Kindle電子書籍は当然Amazon.co.jpで売っているから、そこにアクセスしなければならない。ところがAmazonはIPアドレスを使ってどこからアクセスしているかをチェックしており、日本からアクセスしないと電子書籍は買えないようになっている。そこで、VPN (Virtual Private Network)を使う。有料のサービスばかりかと思いきや、検索すると筑波大学が無料で運営しているサーバーがある(素晴らしい)。このサーバーの意図は、中国やイランやサウジアラビアなどの国民が国家の検閲を避けられるようにするというのが本来の意図のようだが、もちろんどんな目的に使うのも自由だ。

そこで説明に従って手持ちのAndroidから日本のサーバーにアクセス設定をすると、何の問題もなく成功。Kindleアプリを開くと(私の場合)Amazon.comに自動ログインするようになっていたので、一旦ログアウトし(ログアウトのメニューがないのでわかりにくかったが、deregister deviceを選べばよい)、再度Amazon.co.jpのアカウントでログイン。試しに夏目漱石の「こころ」(著作権が切れているので無料)をダウンロードしてみた。VPNは通信速度がやや遅いので何度かダウンロードに失敗したが、結局成功。

筑波大学のサーバーは日本だけでなく世界各国にあるので、例えばアメリカのサーバーを使ってAmazon.comから英語の電子書籍を買ったり、Amazon.frからフランス語の電子書籍を買ったりするということができる。技術の革新には驚くべきものがある。(本来ならIPアドレスでブロックなどせずに、海外の電子書籍を自由に買えるようになっているべきだが、そのような規制を回避する知恵が生まれるのが資本主義のよいところである。)これから当分は日本の古典を読み漁るのが趣味になりそうだ。
posted by Alexis at 01:42 | 小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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