2015年06月08日

レンタカーの免責補償

レンタカーを借りる際にいつも無駄だと思うのは1日1000円の免責補償料。これを支払うことで事故があった際、5万円の対人・対物免責額と(最大)5万円のノンオペレーションチャージがかからなくなるので、免責補償に加入することは言わば賞金10万円の宝くじを1000円で買うのと等価である。

リスク中立的な人にとっては、単純計算で事故の確率が1/100以下なら免責補償に加入しない方がよい。「平成26年中の交通事故の発生状況」データによると、2014年の交通事故発生件数は57万件で日本の人口は1億2688万人だから、人口一人あたりの年間事故発生確率は 0.00449. 1年は365日だから、人口一人あたり1日あたりの事故発生確率は 1-(1-0.0449)^(1/365) = 0.0000123. つまり10万人に1件ぐらいだ。実際には、国民全員が自動車を運転しているわけではないから運転手一人あたりの確率はもっと高いだろうけれども、どんなに大きく見積もっても事故確率は1日あたり1万分の1ぐらいだろう。以上の計算から、相当リスク忌避度が高くない限り免責補償は不必要だということがわかる。(実際私はいつも加入を断っている。)

さて、話はこれで終わりではなく、実はアメリカの多くのクレジットカードにはレンタカーの免責補償が自動的についている。勿論、適用されるためにはそのクレジットカードでレンタル料金を払う必要がある。今まで規約を熟読したことがなかったのだが、先日Dollar Rent A Carで車を借りた際に「免責補償に加入しないと貸せない」と言われて嫌な思いをしたので、規約を調べてみた。

VISAAmexも大差ないが、VISAは
  • 国内なら15日以内、海外なら31日以内のレンタル期間に適用
  • イスラエル、ジャマイカ、アイルランド、北アイルランドは適用外
  • 事故後の自動車の減価は適用外
Amexは
  • 国内・海外とも30日以内のレンタル期間に適用、ただし連続する45日に30日まで
  • オーストラリア、アイルランド、イスラエル、イタリア、ジャマイカ、ニュージーランドは適用外
  • 事故後の自動車の減価にも適用
という違いがある。日数制限の意味がわかりにくいが、VISAの場合、40日のレンタルを20日ずつに分けるのはOKだが、Amexは不可ということである。Amexが運転の荒っぽいイタリアを除外するのはともかく、オーストラリアとニュージーランドを除外する理由はよく分からない(左側通行だから?しかしイギリスと日本もそうだが)。どちらもイスラエルを除外しているのはテロが多いからだろう。

というわけで、今後はDollar Rent A Carでは借りないことにしよう。また、日本でレンタカーを借りる際もあえてアメリカのクレジットカードで支払おう。
posted by Alexis at 07:07 | 節約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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