2015年12月08日

運転免許の実地試験 コネチカット編

コネティカット州の運転免許を取ったときのこと。

学科試験は10月下旬に合格したが、実技試験は予約が立て込んでいることで12月5日となった。12月下旬には車でカナダに行く予定があるし(旅行記 冬期休暇を参照 http://alexisakiratoda.seesaa.net/article/407733048.html )、日本で作った国際運転免許は既に失効しているし、背水の陣であった。

12月4日、親切にも友人の車で運転の練習をさせてもらった。全方向一時停止の交差点がある(優先順位は先着順で、同時に交差点に進入した場合は 自分から見て右の人が優先。原理的には、全方向から同時に車が来たら優先順位がwell-definedでなくなってしまうが、そこまで細かいことは米国では気にしないのだろう)ことなど交通規則が日本と異なるが、最も難しいことはウィンカーとワイパーの左右を間違えないことだ。Kターン(Uターンできるほど広くはない道路で、切り返しながら反対車線に行く方法のこと)や縦列駐車を繰り返す。

12月5日、指定された午前8時に試験場に行く。ところが試験場で保管しているはずの私の申請書類が見つからないとか言われて、辛抱強く待つ。 (米国で生活する上で最も重要な能力の一つは、忍耐だ。以前から何度も書いている通り、自分の思い通りかつ正当なサービスが提供されることはまず期待できない。民間サービスならカネさえあれば何でもできるが、行政サービスは市場原理では動いていないので、2, 3回目の要求で漸く最低限のサービスが提供されると考えた方がいい。)1時間ほど待って、とうとう名前が呼ばれる。

エンジンを起動してウィンカーや窓やブレーキが正しく作動するか確認するよう求められる。それが済むと、道路に出た。試験官は左右に曲がるときに 指示を出すとき以外は無言だった。あるとき、丁字路に差し掛かっても指示が出なかったので、どちらに曲がればよいかと訊くと、好きな方でいいと言う。特に考えず左折したら、「正しい選択だ。何故か分かるか?」と訊かれた。素直に分からないと答えると、答えは一方通行だったからだった。

結局、一方通行の標識を見落としたのと縦列駐車をする際にウィンカーを出すのを忘れていたという二つのミスがあったが、ミス二つまでは合格なので合格した。運転免許は即日発行だが、移民局から書類のファックスが届かないとか何とかで、いつ発行できるか分からないと言われる。こんなことは既に織り込み済みなので、特に失望することなく帰宅する。12月6日の朝に出直したら、今度はきちんと免許をもらえた。
めでたしめでたし。
posted by Alexis at 14:29 | 小話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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